Organization and Community Design
Yutaka Yamauchi

2020/4/1 改版

組織・コミュニティデザイン論

デザインスクール共通科目 / 経営管理大学院 実務科目 2020年前期

水曜日2限 10:30-12:00
総合研究2号館3階南東 ケーススタディー演習室

山内 裕
京都大学経営管理大学院
総合研究2号館 3階東側
075-753-3536
ObscureMyEmail

このシラバスは多少変更される可能性があります。

新型コロナウイルス感染拡大防止の対応

2単位90時間の学習を確保するため、下記のように運営します。

  • 4月中は休講期間ですので、授業は行いません。講義の一部をビデオで配信しますので、5月以降の授業のために事前に受講してください。
  • 授業では反転授業として、ビデオ講義を受講した上で、ディスカッションを中心に行います。対面あるいはzoomで行います(部局の方針を見て決定します)。
  • ビデオ講義時間を含めることで、予定通りの全体のカリキュラムをカバーします。
  • フィールド実習については、様子を見て実施するかどうか検討します。

授業の目的

組織やコミュニティを対象とした「社会のリ・デザイン」の理論について学ぶ。いくつかの基本的な問いを考察する。

  • 社会はどのように構成されているのか?
  • 社会の変革はどのように起こるのか?
  • 社会をどのようにリ・デザインするのか? これらの問いに対して、一つの解を提供するよりも、様々な社会理論をレビューしながら、多様なアプローチ方法を議論する。

到達目標

組織やコミュニティという「社会」を対象としたデザインに関して、従来のデザインと比較し、どのような考え方があるのかを理解する。特に、様々な理論的枠組みを抽象的に理解するのではなく、具体的な状況において自らの体験に即して理解する。

履修要件

特になし

教科書

  • 山内裕, 平本毅, 杉万俊夫. (2017) 『組織・コミュニティデザイン』(共立出版).

参考書

  • 杉万俊夫 『グループ・ダイナミックス入門―組織と地域を変える実践学 』(世界思想社)ISBN:4790715884
  • 山内裕 『「闘争」としてのサービス』(中央経済社)ISBN:4502137413

評価

出席と授業への貢献、グループワークの課題や発表の成績を総合して評価する。

各回個人アサインメントとして、授業で学んだことを自分の身近な事例に即して議論し、簡単なレポートにまとめる。

授業用ウェブサイト

資料のダウンロード・アップロードはPandAを通して行う。
https://panda.ecs.kyoto-u.ac.jp/portal

授業資料

PandA上で配布する(印刷して配ることはない)。

オフィスアワー

以下のカレンダーに掲載する「Open」の時間帯をオフィスアワーとする。Openの時間を確認し、事前にメールでアポイントメントを取る。 https://yamauchi.net/officehour

計画

講義とフィールドワーク(大津市)を組み合せる。学研災保険に加入しておくこと。

1. 導入

2. 総論 伝統的デザイン

組織デザインの伝統的な考え方をレビューする。

3. 総論 内在的デザインとその方法論

伝統的なデザインを超えた新しいデザインの方法およびその問題を議論する。

4. 組織デザイン 1 - 組織化理論, センスメイキング

新しい理論的視座として、センスメイキングおよび関連する組織化理論を議論する。

5. 組織デザイン 2 - 言語論的転回、相互行為

言語論的展開、および相互行為、言説について議論する。

6. 組織デザイン 3 - 実践論

実践論、社会物質性などについて議論する。

7. 組織デザイン 4 - アクターネットワーク理論

アクターネットワーク理論、ポスト人間主義、アセンブラージュなどについて議論する。

8. 文化のデザイン 1 - 文化の概念、ポストコロニアリズム

文化とは何かを議論する。

9. 文化のデザイン 2 - 差異化=卓越化、テイスト

Bourdieuの理論を議論する。

10. 文化のデザイン 3 - 芸術

芸術とは何かを議論する。

11. 文化のデザイン 4 - 文化のデザイン

文化のデザインの方法論を議論する。

12-14. 追加でフィールドワーク(授業3回分)を実施する。日程は別途調整する。

フィールドワークを実施する。

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