Destructured
Yutaka Yamauchi

March 2018

新しいMOOC

新しいMOOC KyotoUx 008xを、2015年から実施してきた002xを全面的に改良して開講します。先日すべての講義を収録できました。前期が始まる4月に合わせて開講します。

以前のMOOCも受講された方にとっては、次の点が改善点です。

  • サービスの既存理論を拡充しました。顧客満足度、サービス品質、ギャップモデル、サービスドミナントロジックなどの解説を入れました。これを辿ることで、独自の視座、つまり相互主観性の視座を導きます。
  • ホスピタリティの議論を厚くしました。デリダのホスピタリティの議論だけではなく、現代社会におけるホスピタリティの位置付けなどを議論しています。最近の観光産業への注目やAirBnBの成功などに関連してホスピタリティは重要なテーマです。
  • ブルデューの理論について、1週分全体を使って議論しています。前回はブルデューの研究自体で止まっていましたが、今回はその後の議論も追加しています。
  • 弁証法については少しわかりやすく修正しました。
  • サービスデザインについては、文化の視座を導入しました。マクドナルドなどの事例も交えて人間脱中心設計を議論しています。

ということで、もう一度受講していただくのも悪くない内容となっています。今回は慣れたこともあり、講義ビデオのクオリティ(つまり私のトークのクオリティ)が格段に上がっています。ずいぶんわかりやすくなったと思います。講義ビデオもできるだけ短くして、メリハリをつけています。



学内では、学部の授業、MBAの授業、博士の授業の3つで反転授業をします。授業も教える時間が減って議論をする時間が増えて、とてもいいかんじです。

French speaking research assistant / フランス語のできるアシスタント募集

// English below

フランスのレストランにおいて食事やワインなどの注文場面をビデオに記録しました。そのデータを分析するにあたり、フランス語がネイティブな方のアシスタントを探しています。


業務内容
  • ビデオを見ながらチームで分析するときに、参加してもらいフランス語に関して質問に答えていただくこと。平日の昼に吉田本部キャンパス行います。日程は柔軟に決定します。
  • 一部分について書き起こしが不足しているところを書き起こしていただくこと。基本的には専門家に外注して書き起こしてもらっています。

雇用形態
  • 3から5時間(12から20時間)程度を想定しています。
  • 大学規定の時給となります(例えば学部生なら1,000/時間など)
  • ひとまず期間は4月から74ヶ月を想定しています。

条件
  • フランス語がネイティブで、日本語あるいは英語で議論ができる方。
  • 特にフランスの伝統的なレストランでの食事やワインの会話に抵抗のない方。
  • 留学生の方は、資格外活動許可を取得していること。
  • 上記の時間勤務ができる方(28時間の規定があるので、他の仕事で埋まっていないなど)
  • 京都大学に限らず、他大学の学生でも可。就労ができるなら学生でなくても可。

連絡先: 山内 / yamauchi@gsm.kyoto-u.ac.jp

We videotaped conversations when customers placed food and wine orders in a classical restaurant in France. We are looking for a French-speaking assistant who can help us analyze the data.

Job description
  • When the research team will view and discuss the data together, the assistant will participate and answer questions, etc. This will take place during the day in Yoshida Campus. The meetings can be scheduled flexibly.
  • The assistant may be asked to transcribe some parts of the data although we hired a professional researcher for transcription and English translation.

Employment
  • 3 to 5 hours of work per week (12 to 20 hours per month)
  • The hourly rate is determined according to Kyoto University rules, e.g., JPY1,000/hour for undergraduate students.
  • The duration of employment is between April and July—we may well continue in Fall.

Requirements
  • A native French speaker who can also speak Japanese or English.
  • Some familiarity with conversations on food and wine at a classical French restaurant.
  • Permission for part-time job in case of a student
  • Should be able to work for the above hours—for instance, students cannot work more than 28 hours / week.

Please contact me at yamauchi@gsm.kyoto-u.ac.jp.